国税庁が確定申告状況を発表

国税庁は6月25日に令和2年度の確定申告状況等を発表いたしました。

申告人員は2,249万人(対前年比2.1%)。そのうち納税額がある方は657万人(同+4.3%)、その所得金額は42兆5,497億円(同+2.2%)、申告納税額は3兆1,653億円(同▲1.6%)です。

土地等の譲渡所得の申告人員は50万4千人(同▲3.9%)、そのうち所得金額がある方は33万4千人(同▲4.6%)。その所得金額は4兆2,160億円(同▲13.6%)です。

株式等の譲渡所得の申告人員は 112 万5千人(同+13.0%)。そのうち所得⾦額がある方は47万8千人(同+25.4%)、その所得⾦額は3兆5,053億円(同+7.2%)です。

個人事業者の消費税の申告件数は 112 万4千件(同+0.9%)で、申告納税額は 6,235 億円(同+2.8%)です。

贈与税の申告人員は 48 万 5 千人(同▲0.5%)。そのうち申告納税額がある方は 35 万 4 千人(同▲0.2%)、その申告納税額は 2,772 億円(同+10.9%)です。

また、⾃宅等から e-Tax で申告書を提出した方は、所得税等で 789 万9千人(同+25.3%)、贈与税で 21 万 8 千人(同+7.4%)。そのうち、⾃宅から納税者ご⾃⾝により e-Tax で所得税等の申告書を提出した方は 321 万人で令和元年から約135万人の増加で1.7倍になったようです。

⾃宅からスマホを使って e-Tax で申告した方は 102 万人で、令和元年分から約 2.2倍に増加しました。

これからはスマホを利用して申告するのがスタンダードになっていくのかもしれません。

 

次の記事

うさぎとかめ