うさぎとかめ

経営計画を立てるときによく引用するお話をご紹介いたします。

イソップ童話のうさぎとかめのお話で、なぜうさぎはかめに

負けたのか、というお話です。

油断して途中で寝てしまったから、というのが子供に聞いた話で

何事も一所懸命にやりなさいという内容だったと思います。

確かにそうですが、それは子供向けのお話で、この話の神髄は

相手を間違えたから、というのが正解です。

最初うさぎの目標はゴール地点でした。

ところがある地点から目標がかめに代わってしまいました。

目標がかめに変わったとたん、まだまだと思って昼寝を始めてしまった

というのがこの話の本当のところです。

会社も同じことです。

目標が会社をこうしたいというものではなく、同業者、友人、地域の人

などを目標にしてしまい、慢心していないか考えてほしいと思います。

そのためにも経営方針が必要です。

会社をこうしたいという思いを紙に書いて、それに向かって進んでいく

このことが大事です。

そのために経営計画をつくるのです。

会社をこうしたいというのは、社長しかできません。

社長の一番大切な仕事です。

是非経営計画をつくってください。

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