月次決算書の活用

試算表と月次決算書の違いはなんでしょうか?

私の考えは以下の通りです。

試算表は、税務署や銀行へ提出する本決算の前段階の試みに計算した表、略して試算表。

これに対して月次決算書は、社長や社内に対して経営の指針となるために毎月を決算と同じ方法で、

計算したもの。

ソフトバンクの日次決算は有名なお話ですが、経営の指針となるためには月次では遅いのでしょう。

そのように、経営に役立たせるためのものでなければなりません。

そのためには、勘定科目についても氣をつけなければなりません。

勘定科目も社長が分かる言葉でつけたいものです。

たとえば売上。

売上は1本にせず、商品別や地域別、部門やお店別など、月次決算書の勘定科目を変更することを

お勧めします。

月次決算書をみればどこに対しての売上かすぐわかるようにしてください。

また、売掛金や商品は正常なものと滞留しているものに分ける、当期設備投資した金額が、

月次決算書を見ればすぐにわかるようにするなど、社長の知りたい情報を、月次決算書に織り込む

ようにするとよいでしょう。

会計事務所に依頼されている方は、すぐに変更してもらうようにしてください。

提出する本決算では修正すればいいだけです。

こうして作成された月次決算書の活用目的を挙げます。

1.社長に現状直視するために活用する。

 月次決算書は、月次の成績表です。数字が悪くなると月次は見たくなくなるものです。

 しかし、悪い時ほどよ~く見て現状を直視してください。

2.問題点に氣づくようになる。

 問題点は勘定科目にあらわれます。

 なんで、この科目の数字がこれなんだ、と疑問を持って下さい。

3.社長と幹部(または後継者)との危機感の共有が出来る。

4.将来の方向性の共有が出来る。

毎月の精度を高め有効に活用してください。

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