設備投資のコツは
設備投資は会社が大きく発展するか、はたまたつまずきのきっかけになるか大きな分かれ目です。
設備投資の成功により新たなステージに上がれることができます。
一方で失敗パターンの場合は借入金の返済も出来なくなります。
まだ、賃貸で賄えば傷は浅くなりますね。
残念ながら倒産の原因も、設備投資による借入負担から、というのが多いと思います。
設備投資の一般的な手順は以下の通りではないでしょうか。
1.素案を練る
2.マーケット調査をする
3.社内、外部ブレーンの意見を求める
4.建設会社・設備会社等との打ち合わせを重ねる
5.設備投資の採算計算・収支計算を重ねる
6.自己資金で賄えないなら金融機関に計画内容を説明し、融資を取り付ける
ではその素案を練る前に大切なこと、今一度考えていただきたい
ポイントは。
1あらためて会社の事業定義をしよう!どういうことか
・自社は「何屋」か、改めて問いましょう。
・今の強みは10年後、15年後も強みなのか、考えましょう。
・お客様は10年後、15年後も同じものを求めてくるのでしょうか、考えましょう。
2.設備投資の目的は明確でしょうか、絵を描いてみましょう。
・生産量アップ、生産性向上など目的は明確でしょうか?
・設備投資後の会社の姿が絵となって見えていますか?
・社長の説明に社員が心から納得していますか?
3.見直しましょう。
・「欲しい」より「必要か」、それが無いとできないのか?
・中古品が活用できないか?
大切なことは設備投資の目的を絵で明確に描くことです。
最小の投資額に抑えることにこだわること、この2点ではないでしょうか。