シャトレーゼの社是
致知5月号で株式会社シャトレーゼホールディングス創業者で会長の齊藤寛氏の記事が
紹介されていました。とても興味深く拝読いたしましたが、その中で社是が紹介されています。
社是 三喜経営に徹しよう
一.お客様に喜ばれる経営
わが社は、常に技術革新に挑戦し、より良い商品をより安く提供して、お客様に喜ばれる
社会に奉仕する。
一.お取引様に喜ばれる経営
わが社は、お取引様の反映のお手伝いと奉仕に徹し、運命共同体としてともに栄える
事を念頭とする。
一.社員に喜ばれる経営
わが社は、事業は人なりと信じ、事業の発展を通じて、社員の人間形成を高揚し、会社の
繁栄を通じて、社員の豊かな生活を実現し、併せて社会に貢献し、永遠の繁栄と幸福を
目指して限りなき前進をを続ける。
齊藤会長のお話ですと、この三喜経営は順番が大切で、常に社員が実践し、問題解決に生かしていく
ためには、仕事の中で直に教えるしかないとおっしゃっています。何か判断する時や新しいアイデア
が出た時には「これは誰が一番得するんだ」「これはお客様のためになるのか」ということを常に
問いかけて、社員に考えさせて浸透させているそうです。
数年前に明日にでも上場というときも、物言う株主が出て三喜経営ができなくなると考えひっくり
返されたそうです。
この徹底ぶりがシャトレーゼの躍進を支えているようです。